初期にはトリアルシン(Trialsin)、バイシクルトライアル(Bicycle Trial)、BTRとも呼ばれていたが、国際バイクトライアル連盟(BIU: BikeTrial International Union)の設立後に「バイクトライアル」が公式名称となった。国際自転車連合(UCI: Union Cycliste Internationale)もBIU設立以前からバイクトライアルを管轄しており、別々に世界選手権を開催している。日本ではBIU世界選手権が岐阜県関市板取(旧武儀郡板取村)で2008年まで毎年開催されていた。
基本ルール
会場に設けられた各セクションに一人ずつ入り、二分以内にゴールまで辿り着く。片足を着ける毎に一点減点され(四回目のみ猶予される)、 五点減点でそのセクションは終了となる。両足を着ける、転倒する、セクションから出た場合等も五点減点で終了となる。全てのセクションを終え、減点の少なさで順位を決める。
BIUとUCIではルールが若干異なり、BIUではペダル部分が接地しても減点とはならないが、UCIではタイヤ以外の接地は減点となる。BIUでは規定時間を越えると五点減点だが、UCIでは十五秒毎に一点の減点となる。